デジタル大辞泉 「輿地誌略」の意味・読み・例文・類語 よちしりゃく【輿地誌略】 江戸後期の地誌。7巻。青地林宗訳。文政9年(1826)成立。ドイツ人ヒュブナーの書のオランダ語訳「一般地理学」を翻訳した「輿地誌」の抄本。世界各国の地誌を記したもの。明治時代の地理書。内田正雄著。世界の地理を略述した書。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「輿地誌略」の意味・読み・例文・類語 よちしりゃく【輿地誌略】 [ 一 ] 江戸後期の地誌。八巻。青地林宗訳。文政九年(一八二六)成立。ドイツ人ヒュブナーの著を、オランダ語訳したカラメルスの「一般地理学(Alegmeen Geographie)」から重訳した「輿地誌」の抄本。世界各国の地誌を記したもの。[ 二 ] 地誌。内田正雄・西村茂樹編纂。明治三~一〇年(一八七〇‐七七)刊。世界の地誌を略述したもの。「西国立志編」「西洋事情」とともに明治の三書と呼ばれる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例