マラータ族(読み)マラータぞく(その他表記)marātha

旺文社世界史事典 三訂版 「マラータ族」の解説

マラータ族
マラータぞく
marātha

デカン高原西部の戦闘的なヒンドゥー教徒住民
現マハーラシュトラ州のマラーティー語母語とする人々の総称であるが,一般的には同地域内で最大のカースト集団をさして用いられる。支配者・戦士階層(真正マラータ),農民・一般兵士(クンビー),職人階層に細分化されるが,一般にはマラータ−クンビーと並列させたカースト集団をさす。反ムガル,反英の闘争を行った。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android