現代外国人名録2016 「マルティーヌオブリ」の解説
マルティーヌ オブリ
Martine Louise Marie Aubry
- 職業・肩書
- 政治家 リール市長 元フランス社会党第1書記,元フランス雇用連帯相
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1950年8月8日
- 出生地
- パリ
- 学歴
- パリ政治学院卒,国立行政学院(ENA)卒
- 経歴
- 父は元EU欧州委員会委員長ジャック・ドロール。1975年25歳でフランス労働省に入り、労働法改正などで活躍、’91〜93年労働・雇用・職業訓練相を務めた。国営の非鉄メーカー・ペシネー取締役を務めたこともあり、経済界の信頼も大きく、有力な社会党員として知られた。’95年リール第1副市長。’97年6月ジュペ内閣で雇用・連帯相に就任、ジョスパン内閣でも留任。この間、週35時間労働制導入の中心になり“35時間の女”と呼ばれた。2000年10月辞任。2001年よりリール市長。2000年社会党全国書記を経て、2008年11月第1書記(党首)を選出する党員選挙で初の女性党首に選ばれる。2011年10月、2012年の大統領選の社会党候補を選出する予備選決定投票で、オランド元第1書記に敗れた。著書に「行動の選択」(1994年)がある。福祉重視の伝統的な社会主義者として知られる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報