マンガン明礬(読み)マンガンみょうばん

最新 地学事典 「マンガン明礬」の解説

マンガンみょうばん
マンガン明礬

apjohnite ,manganese alum

化学組成Mn2+Al2(SO4)4・22H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.6198nm, b2.4347, c2.1266, β100.28°, 単位格子中4分子含む。繊維状~針状結晶が塊状,皮殻状。無~白色,淡黄,緑,ピンク色を帯びることがある。絹糸光沢。劈開未決定。硬度1.5, 比重1.81。薄片では無色,屈折率α1.478, β1.482, γ1.482, 2V(-)小。水に可溶。Mn2+はMg, Fe2+, Ni, Znと,AlはCr3+, Fe3+と置換して同構造の鉄明ばんグループを形成。洞窟や鉱山の坑壁に吹出し物として産する。名称はアイルランドの化学・鉱物学者J.Apjohn(1796~1886)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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