ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンギト朝」の意味・わかりやすい解説 マンギト朝マンギトちょうManghit ウズベクの一種族であるマンギト族のブハラ・ハン国の王朝名の一つ (1785~1920) 。 18世紀ブハラ・ハン国におけるジャーン朝の勢力が衰え,マンギト族が政治の実権を握り,マンギト朝を樹立した。当初マンギト族は,チンギス・ハンの末裔と称して,同国のアターリク (父,師伝の意) の称号に甘んじていたが,1785年ムーラードが王位につき,以後歴代の王はマンギト族が占めるにいたった。 1866~68年に帝政ロシアの保護下に入り,1920年ロシア革命によってマンギト朝の支配は終った。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by