マンナーゼ

栄養・生化学辞典 「マンナーゼ」の解説

マンナーゼ

 α-D-マンノシドマンノヒドロラーゼ,[EC3.2.1.24](α-D-マンノシダーゼ)とβ-D-マンノシドマンノヒドロラーゼ,[EC3.2.1.25](β-D-マンノシダーゼ)があり,マンナナーゼともいう.α-D-マンノシダーゼは生物界に広く分布し,α-D-マンノシドを,またβ-D-マンノシダーゼは[Aspergillus niger]などが生産し,β-D-マンノシドを加水分解してマンノースを遊離させる.どちらもエキソ型酵素.α-D-マンノシダーゼは動物リソソームに存在し,欠損するとマンノシドーシスを起こす.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android