ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンニヒ反応」の意味・わかりやすい解説 マンニヒ反応マンニヒはんのうMannich reaction 活性メチレン化合物にホルムアルデヒドとアミン類を作用させて,アミノメチル化させる反応。 1903年に B.レンスの行なった実験を 12年に C.マンニヒが一般化した。たとえばアセトフェノンにホルムアルデヒドとジメチルアミン塩酸塩を反応させると,β-ジメチルアミノプロピオフェノンが生成する。この反応はきわめて温和な条件下で進行するので,一般の有機化学反応としてだけでなく,生体内でのアルカロイド生合成における種々の反応のうちの1つとも考えられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by