マージー・トンネル(読み)まーじーとんねる(その他表記)Mersey Tunnel

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マージー・トンネル」の意味・わかりやすい解説

マージー・トンネル
まーじーとんねる
Mersey Tunnel

イギリス、イングランド中西部のトンネル。マージー川の河底を貫いてリバプールとバーケンヘッドを結ぶ。現在は鉄道用1本、道路用2本がある。鉄道トンネルは長さ1.2キロメートルの単線型2本で、マージー鉄道によって1880年に着工、1885年に完成した(開通式は1886年1月)。これはセバーン・トンネルと並ぶ19世紀の代表的な水底トンネルであった。現在はマージーサイド交通営団の電車が走る。道路トンネルは、鉄道トンネルの北方約100メートルの間隔で並走する1934年開通のクイーンズウェー・トンネル(長さ3226メートル)と、さらに約1.5キロメートル北方につくられた1971年開通のキングズウェー・トンネル(長さ約2550メートル)とがある。前者は、その完成時には水底トンネルとしては世界最大の直径(約14メートル)で有名となった。

[青木栄一]

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