水底トンネル(読み)すいていとんねる

日本大百科全書(ニッポニカ) 「水底トンネル」の意味・わかりやすい解説

水底トンネル
すいていとんねる

運河河川港湾海峡などを横断して水底につくられるトンネル。建設工法としては一般に沈埋(ちんまい)工法またはシールドshield工法が多く採用され、地質が良好な場合は注入工法を大幅に併用した山岳トンネル工法も採用される。河底を横断する地下鉄トンネルなどではニューマチックケーソンpneumatic caisson工法も利用されている。

河野 彰・清水 仁・鴫谷 孝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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