現代外国人名録2016 「マーティンチャルフィー」の解説
マーティン チャルフィー
Martin Chalfie
- 職業・肩書
- 生物学者 コロンビア大学教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1947年1月15日
- 出生地
- イリノイ州シカゴ
- 専門
- 発光生物学
- 学歴
- ハーバード大学〔1969年〕卒
- 学位
- Ph.D.(神経生物学,ハーバード大学)〔1977年〕
- 資格
- 米国科学アカデミー〔2004年〕
- 受賞
- ノーベル化学賞〔2008年〕,ローゼンスティール賞〔2005年〕,E.B.ウィルソン・メダル〔2008年〕
- 経歴
- MRC分子生物学研究所などを経て、1982年からコロンビア大学教授を務める。下村脩ボストン大学名誉教授が発見した緑色蛍光タンパク質(GFP)の研究に取り組み、’92年GFPの238個のアミノ酸の配列が解き明かされたことを利用して、大腸菌にGFPを組み込んで光らせることに成功。’94年に米科学誌「サイエンス」に発表した。生物内のタンパク質の動きを追跡する技術は現在の生命科学、医療研究分野では不可欠なものとなる。2008年下村名誉教授、ロジャー・チェン・カリフォルニア大学サンディエゴ校教授とともにノーベル化学賞を共同受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報