ミオ地向斜(読み)ミオちこうしゃ(その他表記)miogeosyncline

岩石学辞典 「ミオ地向斜」の解説

ミオ地向斜

正地向斜一部で緩やかな沈降地帯にあり,火山活動のないユー地向斜に関連している[Stille : 1940, Kay : 1951].真の地向斜である正地向斜はミオ地向斜の溝,ミオ地背斜の山脈,ユー地背斜の山脈で構成されているのに対して,ミオ地向斜は低い程度の状態であり区別されるべきである[Aubouin : 1965].正地向斜の中で海底火山活動は著しくないもの[木村ほか : 1973].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミオ地向斜」の意味・わかりやすい解説

ミオ地向斜
みおちこうしゃ

地向斜

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android