みさみさ(読み)ミサミサ

デジタル大辞泉 「みさみさ」の意味・読み・例文・類語

みさ‐みさ

[副]ひどくぬれているさま。びしょびしょ。
背中は紅の練単衣ねりひとへを水にぬらして着せたるやうに、―となりてありけるを」〈宇治拾遺・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「みさみさ」の意味・読み・例文・類語

みさ‐みさ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) ひどく水にぬれたさまを表わす語。ぐしゃぐしゃ。びしょびしょ。
    1. [初出の実例]「せなかは紅の練単衣を水にぬらして着せたるやうに、みさみさとなりてありけるを」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む