みさみさ(読み)ミサミサ

デジタル大辞泉 「みさみさ」の意味・読み・例文・類語

みさ‐みさ

[副]ひどくぬれているさま。びしょびしょ。
背中は紅の練単衣ねりひとへを水にぬらして着せたるやうに、―となりてありけるを」〈宇治拾遺・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「みさみさ」の意味・読み・例文・類語

みさ‐みさ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) ひどく水にぬれたさまを表わす語。ぐしゃぐしゃ。びしょびしょ。
    1. [初出の実例]「せなかは紅の練単衣を水にぬらして着せたるやうに、みさみさとなりてありけるを」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む