精選版 日本国語大辞典 「みじみじ」の意味・読み・例文・類語
みじ‐みじ
- 〘 副詞 〙 虫がはうなどして、かゆみを感じるさまを表わす語。むずむず。
- [初出の実例]「先程より、襟元がみじみじ致すゆゑ〈略〉コレ虱を見附けました」(出典:歌舞伎・花菖蒲佐野八橋(1811)序幕)
みじ‐みじ
- 〘 副詞 〙 徐々にこわれて行くさま、少しずつ駄目になって行くさまを表わす語。
- [初出の実例]「しかればくらいづめになってみぢみぢはてたまはんより」(出典:浮世草子・真実伊勢物語(1690)三)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...