精選版 日本国語大辞典 「みじみじ」の意味・読み・例文・類語
みじ‐みじ
- 〘 副詞 〙 虫がはうなどして、かゆみを感じるさまを表わす語。むずむず。
- [初出の実例]「先程より、襟元がみじみじ致すゆゑ〈略〉コレ虱を見附けました」(出典:歌舞伎・花菖蒲佐野八橋(1811)序幕)
みじ‐みじ
- 〘 副詞 〙 徐々にこわれて行くさま、少しずつ駄目になって行くさまを表わす語。
- [初出の実例]「しかればくらいづめになってみぢみぢはてたまはんより」(出典:浮世草子・真実伊勢物語(1690)三)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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