ミズスギナ(読み)ミズスギナ(その他表記)Equisetum limosum form. verticillatum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミズスギナ」の意味・わかりやすい解説

ミズスギナ(水杉菜)
ミズスギナ
Equisetum limosum form. verticillatum

トクサ科の夏緑性シダ植物。北半球温帯湿地,川の岸辺,溝の中などに広くみられるミズドクサ E. limosum品種と考えられる。母種は茎から枝を出さないか,あるいは短い枝を不規則に出すのに対し,本品種は長い枝を規則正しく多数輪生する。茎は長さ 1m前後に達する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のミズスギナの言及

【キカシグサ】より

… キカシグサ属Rotalaは世界に約40種あり,いずれも湿地に生える草である。日本にはミズマツバ,ミズスギナ,ミズキカシグサ,ヒメキカシグサ,ホザキキカシグサなど6種が産する。【村田 源】。…

※「ミズスギナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む