ミドル余剰(読み)みどるかじょう

知恵蔵mini 「ミドル余剰」の解説

ミドル余剰

日本において、2020年頃以降にミドル層(40歳~65歳)の労働人口が増え、企業においてその層の人員が過剰になること。株式会社リクルートホールディングスのリクルートワークス研究所の調査によると、45歳~65歳の労働者は、10年に65歳未満の全労働力人口の43.5%を占めており、それが20年には48.4%まで増えると予測している。特に、45歳~54歳の層は28.1%と最も大きな層になるとみられている。企業内でミドル層が増えるにもかかわらず仕事が増えない場合、余剰人員となり、ミドル余剰の状態は団塊ジュニア世代(1971年~74年生まれ)が65歳になる2025年頃まで続くと考えらている。

(2015-6-16)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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