みどろし(読み)ミドロシ

デジタル大辞泉 「みどろし」の意味・読み・例文・類語

みどろ・し

[形ク]のろい。まだるい。
恋草をさし荷に積める舟なればかぢも―・し心せよ波」〈散木集・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「みどろし」の意味・読み・例文・類語

みどろ・し

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 進行が遅い。のろのろしている。まだるい。
    1. [初出の実例]「恋草をさし荷に積める舟なれば檝もみとろし心せよ波」(出典:散木奇歌集(1128頃)恋下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android