みどろし(読み)ミドロシ

デジタル大辞泉 「みどろし」の意味・読み・例文・類語

みどろ・し

[形ク]のろい。まだるい。
恋草をさし荷に積める舟なればかぢも―・し心せよ波」〈散木集・八〉

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精選版 日本国語大辞典 「みどろし」の意味・読み・例文・類語

みどろ・し

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 進行が遅い。のろのろしている。まだるい。
    1. [初出の実例]「恋草をさし荷に積める舟なれば檝もみとろし心せよ波」(出典:散木奇歌集(1128頃)恋下)

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