メフィストフェレ

デジタル大辞泉プラス 「メフィストフェレ」の解説

メフィストフェレ

イタリアの作曲家アリーゴ・ボイートのイタリア語によるプロローグと全4幕のオペラ(1868)。原題《Mefistofele》。ゲーテファウスト題材とした作品

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のメフィストフェレの言及

【ファウスト】より

…ゲーテのファウスト劇は1773年の《ウルファウスト》をもって始まり,90年に《ファウスト断片》として引き継がれ,《ファウスト》第1部は1808年に出版された。ここではファウストはメフィストフェレスMephistophelesの魔術の力を借りて若がえり,清純な庶民の娘グレートヒェンGretchenを誘惑し,生まれた子どもとともに彼女を捨ててしまう。嬰児殺しの罪でグレートヒェンはファウストの名を呼びながら死刑に処せられるが,悔悟によって堕地獄から救われる。…

【ボーイト】より

…イタリアの作曲家,台本作家。ミラノ音楽院に学んだ後ヨーロッパ各地を歴訪,ドイツ古典音楽やワーグナーの新しい美学と理念に共鳴,1968年ゲーテの《ファウスト》によって歌劇《メフィストフェレ》を作曲。一方,ゴリオTobia Gorrioの筆名でポンキエリの《ジョコンダ》の台本を書いた。…

※「メフィストフェレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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