デジタル大辞泉 の解説 メフメットパシャソコロビッチ‐ばし【メフメットパシャソコロビッチ橋】 《Most Mehmed-paše Sokolovića》ボスニア‐ヘルツェゴビナ東部、スルプスカ共和国の町ビシェグラードを流れるドリナ川に架かる石造橋。全長約180メートル、11のアーチから成る。名称は橋の建造を命じたオスマン朝大宰相ソコルル=メフメト=パシャにちなむ。16世紀末、宮廷建築家ミマール=スィナンの設計で建造。ボスニア出身のノーベル賞作家イボ=アンドリッチの歴史小説「ドリナの橋」の舞台となったことで有名。2007年、オスマン帝国の当時の建築技術の高さを示すものとして、世界遺産(文化遺産)に登録された。ソコルルメフメトパシャ橋。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例