デジタル大辞泉
「メリケン針」の意味・読み・例文・類語
メリケン‐ばり【メリケン針】
洋裁用の針。針穴は細長く、針の先が急に細くなっているもの。もとは米国製。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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メリケン‐ばり【メリケン針】
- 〘 名詞 〙 洋裁用の手縫い針。針穴が楕円形で、穴から上に溝があり、針先が急にとがっているもの。はじめ、アメリカから輸入されたところからいう。
- [初出の実例]「針には、木綿針、紬針、絹針の別ちありて〈略〉又た印針、メリケン針あり」(出典:裁縫の要訣(1916)〈吉田房子〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のメリケン針の言及
【針】より
…また広島の針は,18世紀前半ころから南京針の製法をとり入れて普及したものといわれ,近代に入って,広島市を中心にミシン針も加えて工業的に大量生産され,その大部分は海外に輸出される。
[針の種類]
縫針には大別して和針,メリケン針,ミシン針,特殊針がある。和針は日本古来の裁縫用の針で,唐針ともいう。…
※「メリケン針」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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