改訂新版 世界大百科事典 「メージュ山」の意味・わかりやすい解説
メージュ[山]
Meije
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…とくに標高は4000m以下でも,技術的にはさらに困難な高峰がいくつも残っていた。その代表的なものがゼクラン山群のメージュ(3983m)で,77年にB.deカステルノの一行によって初登頂された。 このように未登の困難な3000m級の諸峰を目標にする一方,すでに初登頂された峻峰を,今度はさらにむずかしいルートから登はんするという新しい傾向が生まれ,アルプスは再征服時代を迎えた。…
…東側からブリアンソネ,ケラスそしてアンブルネ山系があり,片岩質の岩石からなって,険しい山地群を形成している。それらの西側に位置する中央部の結晶岩質地帯は,ベルドンヌ山塊とオアザン盆地からなり,この部分はドーフィネ地方の中でも最も標高の高い地帯で,メージュ山(3987m)やエクラン山壁(4102m)が連なる。ドラック川とイゼール川が発するプレ・アルプスやアルプス・シヨン地方は,ドーフィネの西部と南部を占めている。…
※「メージュ山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」