モイン変成岩(読み)モインへんせいがん

最新 地学事典 「モイン変成岩」の解説

モインへんせいがん
モイン変成岩

Moine metamorphic rocks

モイン衝上断層の東からグレートグレン断層の間のノーザンハイランズを構成する先カンブリア時代末期~カレドニア期変成岩。原岩(モイン統)は三つの構造的層序単元(Morar区,Glenfinnann区,Loch Eil区)に分けられ,モイン衝上断層から南東に向かってこの順序で上位に重なる。Morar区は1,500~1,200Maの泥質岩砂質岩互層,Glenfinnann区は~1,000Maの主として泥質岩,Loch Eil区はダルラディアン層より古く,~700Maの主として砂質岩で構成される。前二者は基盤のルーイシアン変成岩に不整合でのり,Grenville期に相当する変成-変形作用を受けていたことが知られているが,Loch Eil区の堆積岩層は高度に変成したGlenfinnann区に不整合ないし構造的関係で接すると考えられている。全体はダルラディアン統とともにカレドニア期の変形-変成作用を受けている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 小松

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む