デジタル大辞泉 「もうぼる」の意味・読み・例文・類語 もうぼ・る〔まうぼる〕 [動ラ四]《一説に「もうほる」とも》食べる。一説に、むさぼり食う。「―・る物、日に橘一つ」〈宇津保・藤原の君〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「もうぼる」の意味・読み・例文・類語 もうぼ・る まうぼる 〘他ラ四〙 (一説に「もうほる」とも) 食べる。召しあがる。一説に、むさぼり食う。※宇津保(970‐999頃)藤原の君「かくて臥し給へるほどに、まうほる物、日に橘一つ、湯水まむほうず」[補注]挙例の「まむほうず」は「まむほらず」の誤写とされる。この語は「まうほる」「まむほる」「まほる」などと表記されている。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報