もり食む(読み)モリハム

デジタル大辞泉 「もり食む」の意味・読み・例文・類語

もり‐は・む【もり食む】

[動マ四]もぎとって食う。
「我が門のの実―・む百ち鳥千鳥は来れど君ぞ来まさぬ」〈・三八七二〉

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精選版 日本国語大辞典 「もり食む」の意味・読み・例文・類語

もり‐は・む【もり食】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 もぎ取って食う。一説に、守り居てはむ、群れてはむなどの意という。
    1. [初出の実例]「吾が門の榎の実毛利喫(モリはむ)百千鳥千鳥は来れど君そ来まさぬ」(出典万葉集(8C後)一六・三八七二)

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