ヤマタニシ(読み)やまたにし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヤマタニシ」の意味・わかりやすい解説

ヤマタニシ
やまたにし / 山田螺
[学] Cyclophorus herklotsi

軟体動物門腹足綱ヤマタニシ科の巻き貝。陸産種で、本州から九州の屋久(やく)島、朝鮮半島南部に分布し、山林の落葉下の礫(れき)の間にすむ。殻高22ミリメートル、殻径21ミリメートルに達する。殻は厚く、螺層(らそう)は5階で各層はよく膨らみ、螺管は丸い。殻表には褐色の殻皮をかぶり、臍孔(へそあな)は狭くて深い。マイマイ類と異なり蓋(ふた)をもち、蓋は褐色で丸く多旋形である。近縁種のオキナワヤマタニシC. turgidusは、奄美(あまみ)諸島以南に分布し、本種に似ているが体層の周縁に弱い角(かど)がある。

[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む