普及版 字通 「ユ・ゆがむ・よわい」の読み・字形・画数・意味

10画
[字訓] ゆがむ・よわい
[説文解字]

[字形] 会意
二
(か)に従う。
が連なって成るときは、成熟しないものを生ずる。〔説文〕七下に「本、末に
たず、
なるなり。二
に從ふ」とあって、苦
(くゆ)の義とする。〔玉
〕に「勞
(らうへい)なり」と訓するが、器形などの整わず、役に立ちがたい状態のものをいう。〔
子、議兵〕に「
(ゆこ)」の語があり、多く
の字を用いる。[訓義]
1. ゆがむ、なりぞこない。
2. よわい、つかれる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕
イタハル[声系]
〔説文〕七下に
声として
を収め「汚(ひく)き
(くぼみ)なり」という。
の声義を承ける字である。[語系]
・
oaは同声。瘉jioは病が
(い)える意で、漸く癒えて、まだ労弱の状にあることをいう。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

