ヨクナパトーファ・サガ(英語表記)Yoknapatawpha saga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨクナパトーファ・サガ」の意味・わかりやすい解説

ヨクナパトーファ・サガ
Yoknapatawpha saga

アメリカの小説家ウィリアム・フォークナーの連作小説。故郷のミシシッピ州ラファイエット郡をモデルにした架空の地ヨクナパトーファ (郡都オックスフォードは作中ではジェファーソン) を舞台に,南部の暗い過去,退廃をえぐり出したもので,『サートリス』 (1929) から『自動車泥棒』 (62) まで,長編 14と短編多数より成る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android