ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨハンネス・リュドス」の意味・わかりやすい解説 ヨハンネス・リュドスIōannēs Lydos 6世紀頃のビザンチンの修辞学者。父の名にちなんでラウレンチオス・リュドスとも呼ぶ。首都コンスタンチノープルで修辞学教師をするかたわら『暦月について』 Peri mēnōn,『前兆について』 Peri diosēmeiōn,『ローマ帝国の官僚組織について』 Peri archōn tēs Rhomaiōn politeiasなどを著述。いずれも文化史的に重要な記録を残しているが,文体は複雑で,解読は容易でない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by