ラウード

百科事典マイペディア 「ラウード」の意味・わかりやすい解説

ラウード

リュートスペイン語名。13世紀にアラブ人がスペインにこの楽器をもたらしたときの呼称〈ラ・ウドla ud〉に由来する。〈ホタ〉をはじめスペインの民俗音楽では,ギターギターラ),バンドゥリアなどと並ぶ代表的楽器である。

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世界大百科事典(旧版)内のラウードの言及

【スペイン音楽】より

… 民俗楽器として挙げられるのは,まずギターで,これはフラメンコ以外にも,南部,中部,東部でよく用いられる。弦楽器では他に背の平らなマンドリン状の楽器バンドゥーリアbandurria,ラウードlaúd(リュート)が目だつ。これらはともに複弦で,プレクトラム(爪)を用いて弾く。…

【ホタ】より

…しかし,その範囲内で節まわしはこまかく微妙である。ホタを演奏するロンダーリャrondallaと呼ばれる合奏団の構成はバンドゥリアbandurria,ラウードlaúd(以上いずれもフラット・マンドリンに似たプレクトラム使用の弦楽器),ギターなどにより,民族衣装をつけた男女の踊り手はカスタネットを用いる。男の踊り手が高くとび上がるのも特徴である。…

※「ラウード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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