知恵蔵 「らき☆すた」の解説
らき☆すた
主人公の双子の姉妹が埼玉県鷲宮町の鷲宮神社に住んでいるという設定で、同神社にはファンが訪れ参拝客が増加。07年には約13万人だった参拝客が、08年の正月三が日には約30万人となった。その人気で、町おこしにも一役かっている。08年9月に同神社で行われた「土師祭(はじさい)」には、「らき☆すた」の御輿も現れた。
08年3月には、埼玉県幸手市の市商業協同組合が、キャラクターを図柄にした商品券を発行。また、同市内に作者の生家を使った観光施設を09年3月28日に開館した。商店街に全国からファンを呼び込もうと企画されたもので、市の商工会が生家を無料で借り受け、手作りで主人公の部屋を再現した。
(富岡亜紀子 ライター / 2009年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報