ラス・タヌラ(読み)らすたぬら(その他表記)Ras Tanura

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラス・タヌラ」の意味・わかりやすい解説

ラス・タヌラ
らすたぬら
Ras Tanura

サウジアラビア東部の港町アラビア湾ペルシア湾)に突出した岬に位置する。別称ラス・アト・タヌーラーRa's at Tannūrah。人口約6000。石油の積出し港で、同国産油の約20%がここの精油所で精製され、また約50%が原油のまま、ここから船積みされてきた。

[片倉もとこ]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android