現代外国人名録2016 「ラフマットゴーベル」の解説
ラフマット ゴーベル
Rachmat Gobel
- 職業・肩書
- 実業家 ゴーベル・インターナショナル総帥 元インドネシア貿易相
- 国籍
- インドネシア
- 生年月日
- 1962年9月3日
- 出身地
- ジャカルタ
- 学歴
- 中央大学商学部(日本)卒
- 経歴
- 父のタエブ・モハマッド・ゴーベルは実業家で、トランジスタラジオの国産第1号製品を売り出し、1960年に松下産業(現・パナソニック)と技術協力契約を結び、テレビの生産を開始した。’70年には合弁会社ナショナル・ゴーベルを設立。父が病に倒れた際、父から日本への留学と後継者になることを告げられ、中央大学商学部で学ぶ。大学卒業後の1年間は松下電器貿易、松下電池工業など全国の松下電器産業の系列企業で様々な実務経験を積む。’88年帰国し、ナショナル・ゴーベルの社員として仕事を始め、’93年副社長を経て、’94年ゴーベル・インターナショナル社長に就任。2002年インドネシア商工会議所(KADIN)副会頭、同産業育成ビジョン執行委員長に推され、インドネシア産業の“ビジョン2030”“ロードマップ2010”を作成。2006年インドネシア日本友好協会(PPIJ)理事長に就任。2008年インドネシアと日本の国交樹立50周年友好記念行事でインドネシア側実行委員長を務める。2014年10月庶民出身のジョコ・ウィドド大統領の下、貿易相として入閣したが、2015年8月内閣改造により退任。知日派。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報