化学辞典 第2版 「ラミニン」の解説
ラミニン
ラミニン
laminin
Ⅳ型コラーゲンとともに基底膜を構成する主要成分の一つ.α,β,γの3本の鎖からなる巨大糖タンパク質.基底膜とその上に単層で並ぶ上皮細胞は,ラミニンとインテグリンの結合を介して相互作用している.多種のラミニンが存在し,組織により発現様式が異なる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
Ⅳ型コラーゲンとともに基底膜を構成する主要成分の一つ.α,β,γの3本の鎖からなる巨大糖タンパク質.基底膜とその上に単層で並ぶ上皮細胞は,ラミニンとインテグリンの結合を介して相互作用している.多種のラミニンが存在し,組織により発現様式が異なる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…紅藻類の糖アルコールであるソルビットの甘みはかなり強いので,糖尿病患者用の甘味料として利用されている。駆虫剤のマクリ(海人草),血圧降下剤のラミニンは海藻の薬効成分を製剤化したものである。最近,抗菌性,抗黴(こうばい)性,抗ウイルス性,抗腫瘍性など種々の生物活性をもった成分が海藻から分離されており,今後,医薬品として開発される可能性もでてきた。…
※「ラミニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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