法則の辞典 「ラングミュアの法則」の解説 ラングミュアの法則【Langmuir's law】 二極真空管の電圧電流特性のうち,陽極(プレート)電圧が比較的低い領域では,空間電荷の影響が卓越するため,陽極電圧の3/2乗に比例した電流が流れる.つまり I=GV3/2 となる. ここで I はプレート電流,V はプレート電圧,G は電極の構造で定まる量である.プレート電圧がもっと大きくなると空間電荷は消滅し,電流はカソード温度に依存する一定量となる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報