日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 リュウグウオキナエビスガイりゅうぐうおきなえびすがい / 竜宮翁戎貝Rumphius' slit shell[学] Entemnotrochus rumphii 軟体動物門腹足綱オキナエビスガイ科の巻き貝。四国沖から台湾、さらにインドネシアにかけて、水深200メートル前後にすむ。殻高17センチメートル、殻径19センチメートルあるいはより大形になる。殻はやや薄質、整った円錐(えんすい)形で、体層はとくによく膨れる。臍孔(へそあな)がきわめて広い。この類特有の切れ込みは長く、殻をほぼ半周する。[奥谷喬司][参照項目] | オキナエビスガイ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例