リングゲージ

百科事典マイペディア 「リングゲージ」の意味・わかりやすい解説

リングゲージ

軸の外径基準として用いるリング状の標準ゲージ通り側止り側をもつものは,軸用限界ゲージとして,比較的小さい直径の軸の検査使用
→関連項目ゲージ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のリングゲージの言及

【ゲージ】より

…ホイットワースJoseph Whitworth(1803‐87)は,1856年インチ標準ブロックをマイクロメーター式測長器とともに作り,端面を触って行う測定を普及させていった。57年には,基準として同種のものではなく,工作物と対になる逆の形のもの,すなわち穴に対しては円柱,軸に対しては輪,いいかえれば図1に示すようなプラグゲージとリングゲージとを用いることによって比較できるようにした。 構造形式,機能によっていろいろのゲージがある。…

【限界ゲージ】より

…穴用限界ゲージでは,寸法が比較的小さいものに対しては円筒形プラグゲージが用いられ,それより大きい寸法のものに円筒の一部を測定面とする平形プラグゲージ,または板プラグゲージ,さらに大きい寸法のものに棒ゲージが用いられる。軸用限界ゲージでは,比較的小さい寸法や薄肉の部品にリングゲージを,やや大きい寸法の部品にはC形板はさみゲージを用いる。限界ゲージはその使用目的によって,部品の工作状況を調べる工作用ゲージと検査に用いる検査用ゲージとに区別する。…

※「リングゲージ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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