ルアラバ川(読み)ルアラバがわ(その他表記)Lualaba

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルアラバ川」の意味・わかりやすい解説

ルアラバ川
ルアラバがわ
Lualaba

コンゴ民主共和国を流れるコンゴ川の上流部分。ボヨマ瀑布までをいい,それより下流はコンゴ川本流となる。全長約 1800km。同国南東部,標高 1400mのムソフィ付近に源を発し,カタンガ高原を深い谷を刻んで北流,カモロンド凹地に入る。ここから流れはゆるやかになり,途中ウペンバ湖付近でルフィラ川を,さらに下流でルブア川を合流し,コンゴロから再び深い峡谷を流れる。キンドゥから下流ウブンドゥまでは航行可能。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android