ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルメルヒサール城」の意味・わかりやすい解説 ルメルヒサール城ルメルヒサールじょうRumeli Hisari トルコ西部,イスタンブールにあるオスマン帝国のメフメット2世が築造した要塞。オスマン帝国がコンスタンチノープルを陥落させる前年の 1452年,ボスポラス海峡を見おろす敷地に 3ヵ月という短期間で建てられた。最高 35mの三つの巨大な塔と 12の小塔,それらを結ぶ厚さ 7mの塁壁からなる。塔上には大口径の砲を据えて海峡全幅を支配下に収めたことから,ボスポラスをしずめるための城 Boǧazkesenとして知られた。1746年の火災後すぐにマフムート1世が再建した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by