最新 地学事典 の解説
レタークラシフィケーション
letter classification
Van der Vlerk et al.(1927)が,インドネシアの新生界区分に提案した,地層の年代層序区分単元をアルファベットで呼ぶ方法。彼らは,大型有孔虫化石のrangeに基づき,化石群の変化する所で境を引いて,下からa~hと区分した。地層に基づいて階を定める通常の層序学の手法とは異なり,a~eはおおよそ古第三系に,f~hはおおよそ新第三系に当たる。この方法は,インドネシアにおいて有効な実用的方法であることが認められた。第2次大戦後,池辺展生ほか(1947)は,前記の方法にならい日本の新生界の区分にレタークラシフィケーションを翌年レターノミネーションに改めて提案したが,それは後に廃棄された。
執筆者:石田 志朗
参照項目:レターノミネーション
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

