レッチアン石(読み)レッチアンせき

最新 地学事典 「レッチアン石」の解説

レッチアンせき
レッチアン石

retzian-(Ce)

化学組成Mn2Ce(AsO4)(OH4鉱物。直方晶系,空間群Pban,格子定数a0.5670nm, b1.203, c0.4863, 単位格子中2分子含む。柱状ときに板状。断口貝殻状~不規則,硬度4,比重4.15。ガラス~脂肪光沢,暗茶褐・栗色など,条痕淡褐色。亜透明。薄片中褐色,屈折率α1.777, β1.788, γ1.800,二軸性正,2V(+)88°, 光分散rv弱,多色性X無色~橙黄,Y黄褐~暗褐,Z赤褐~深紅。酸に可溶。スウェーデンのMoss鉱山のブラウン鉱を含む苦灰岩の晶洞中にヤコブス鉱と共生し,ごくまれに産出。スウェーデンの博物学者A.J.Retzius(1742~1821)にちなみ命名。米国のニュージャージー州から,ネオジムレッチアン石(retzian-(Nd))やランタンレッチアン石(retzian-(La))も産出。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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