法則の辞典 「レヴィンソンの定理」の解説 レヴィンソンの定理【Levinson theorem】 短距離中心力ポテンシャルによる,量子力学的粒子の定常的散乱を表現するl番目の部分波の位相のずれ(δl(E))と,そのポテンシャルのもつ軌道角運動量 l の束縛状態の数 nl との間には, δl(0)-δl(∞)=nlπ という関係が存在する.ここで E は入射粒子のエネルギーである. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報