レヴィンソンの定理(その他表記)Levinson theorem

法則の辞典 「レヴィンソンの定理」の解説

レヴィンソンの定理【Levinson theorem】

短距離中心力ポテンシャルによる,量子力学的粒子の定常的散乱を表現するl番目の部分波の位相のずれ(δl(E))と,そのポテンシャルのもつ軌道角運動量 l束縛状態の数 nl との間には,

δl(0)-δl(∞)nlπ

という関係が存在する.ここで E入射粒子エネルギーである.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android