ロ・う・しまつどり

普及版 字通 「ロ・う・しまつどり」の読み・字形・画数・意味


27画

[字音]
[字訓] う・しまつどり

[説文解字]

[字形] 形声
声符は盧(ろ)。盧に黒の意がある。〔説文〕四上に「(ろじ)なり」とあり、(じ)声にもまた黒の意がある。鵜(う)のとりをいう。鵜の字義はペリカン鵜飼いに用いるものは、がその本名。鵜飼いは中国では長江上流の地で早くから行われていて、川鵜を用いる。わが国では海鵜を用いる。

[訓義]
1. う、しまつどり。
2. きじ

[古辞書の訓]
和名抄 鵜なり。辨色立に云ふ、大なるをと曰ひ、小なるを鵜(ていこ)と曰ふ。日本紀私記に云ふ、志止利(しまつどり)〔字鏡集〕 ウ・ミヅドリ・シマツドリ

[語系]
dzi、盧・laは同声。みな黒の意がある。また(滋)tziは声近く、これも黒の意をもつ語である。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android