ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ろう版」の意味・わかりやすい解説 ろう版ろうばんwax tablet 木,銅などを書物形の板にして数枚重ねて綴じ合せ,各板の両面を枠の部分だけ残してくりぬき,そこへ褐色などのろうを塗込めた一種の覚え書帳。ろう面に先のとがった鉄筆で文字を書いた。古代ローマで1世紀頃から使われはじめ,18世紀頃まで広く用いられた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by