現代外国人名録2016 「ロジャーコーンバーグ」の解説
ロジャー コーンバーグ
Roger D. Kornberg
- 職業・肩書
- 生化学者 スタンフォード大学医学部教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1947年4月24日
- 出生地
- ミズーリ州セントルイス
- 専門
- 構造生物学
- 学歴
- ハーバード大学,スタンフォード大学
- 学位
- 博士号(スタンフォード大学)〔1972年〕
- 資格
- 米国科学アカデミー会員, 米国芸術科学アカデミー会員, ロイヤル・ソサエティ外国会員
- 受賞
- ノーベル化学賞〔2006年〕,ハーベイ賞〔1997年〕,ウェルチ化学賞〔2001年〕,スローン賞〔2005年〕,ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞〔2006年〕,ディクソン賞〔2006年〕,アハメド・ゼワイル賞〔2008年〕,ライナス・ポーリング賞〔2010年〕
- 経歴
- 1959年にノーベル医学生理学賞を受賞したアーサー・コーンバーグの長男。英国のケンブリッジ大学分子生物学研究所を経て、’76年ハーバード大学医学部助教授、’78年よりスタンフォード大学医学部教授。長年、真核生物の遺伝情報転写の仕組みを研究し、2001年には酵母でmRNAを合成する“RNAポメラーゼ”という酵素の構造を決定し解析、その結果、原子レベルでどのように転写が進むのかも判明した。これらの業績により、2006年ノーベル化学賞を受賞。2007年父とともに来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報