ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロングキルン」の意味・わかりやすい解説 ロングキルンlong kiln セメント原料の焼成に使用する長大な回転窯。窯を長くして熱効率を高めたもの。キルンの長さが 60~80m前後で排ガスを利用して余熱発電を行うショートキルンに対し,普通 120m以上のものをさし,200mに及ぶものもある。乾式と湿式があり,長期安定運転,大容量,高品質,自動化,労務費低減など,多くの長所をもつ。日本には 1954年導入された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by