キルン(その他表記)kiln

翻訳|kiln

デジタル大辞泉 「キルン」の意味・読み・例文・類語

キルン(kiln)

かま。炉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キルン」の意味・わかりやすい解説

キルン
kiln

セメント碍子 (がいし) ,陶磁器などの焼成に使う窯。加熱する器具物質を直接に燃料や加熱ガスと接触させる方式を窯 (キルン) といい,匣鉢に詰め,燃料,ガスから保護する方式をオーブンといい区別しているが,日本においてはあまり厳密な分類は行われていない。操作方法により連続窯 (トンネル窯) ,半連続窯 (登窯・鉄砲窯) ,単独窯 (角窯・丸窯) に分類される。陶磁器の焼成には単独窯が主流であるが,工業製品ではトンネル窯が,またセメントでは回転窯が主流となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android