ローズ油(読み)ローズゆ(その他表記)rose oil and absolute

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローズ油」の意味・わかりやすい解説

ローズ油
ローズゆ
rose oil and absolute

バラの花から得られる香料精油原料として栽培される品種Rosa damascenaで,ブルガリアが主産地である。別にモロッコギリシアフランスで栽培される Rosa centifoliaがあるが,これは主として溶剤抽出法によるローズ・アブソリュートの原料とされる。両者は区別されるが,ともに高級な香水原料として最も重要なものである。

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栄養・生化学辞典 「ローズ油」の解説

ローズ油

 バラ油ともいう.新鮮なバラの花の精油.強いバラの香りと味をもち,着香料として化粧品などに使われる.

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世界大百科事典(旧版)内のローズ油の言及

【エッセンス】より

…最近は合成品も多く利用されるようになった。代表的な天然エッセンスにはレモンの皮からしぼったレモン油,バニラ豆を破砕してアルコール抽出したバニラ油,バラの花びらを水蒸気蒸留したローズ油などがある。成分としてはエステル類,アルデヒド類,テルペン類などである。…

※「ローズ油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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