ローズ油(読み)ローズゆ(その他表記)rose oil and absolute

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローズ油」の意味・わかりやすい解説

ローズ油
ローズゆ
rose oil and absolute

バラの花から得られる香料精油原料として栽培される品種Rosa damascenaで,ブルガリアが主産地である。別にモロッコギリシアフランスで栽培される Rosa centifoliaがあるが,これは主として溶剤抽出法によるローズ・アブソリュートの原料とされる。両者は区別されるが,ともに高級な香水原料として最も重要なものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のローズ油の言及

【エッセンス】より

…最近は合成品も多く利用されるようになった。代表的な天然エッセンスにはレモンの皮からしぼったレモン油,バニラ豆を破砕してアルコール抽出したバニラ油,バラの花びらを水蒸気蒸留したローズ油などがある。成分としてはエステル類,アルデヒド類,テルペン類などである。…

※「ローズ油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

関連語をあわせて調べる

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む