ワイラス谷(読み)ワイラスだに(その他表記)Callejón de Huaylas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワイラス谷」の意味・わかりやすい解説

ワイラス谷
ワイラスだに
Callejón de Huaylas

ペルー中部,アンカシュ県中部にある谷。アンデス山中を流れるサンタ川上流の谷間で,西は雪のないネグラ山脈 (「黒い山脈」の意) ,東は雪におおわれた美しいブランカ山脈 (「白い山脈」の意) に限られる。気候は快適で,谷間には美しい村落が多いので,多数の観光客が集る。住民は自給農業を行い,高いところではジャガイモオオムギ,低いところではトウモロコシアルファルファを栽培している。銀,鉛,銅を産する。主要都市はワラス,ユンガイ,カラスなどで,道路で結ばれる。ネグラ山脈を越える鉄道,道路もあり,太平洋岸と連絡。 1970年の地震に伴う地すべりにより,多数の死者を含む大きな被害を受けた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む