ワルデンの法則(その他表記)Walden's rule

法則の辞典 「ワルデンの法則」の解説

ワルデンの法則【Walden's rule】

本来はヴァルデンの法則*のはずであるが,こう記してある成書も少なくない.

(1) 有機化合物の融解エントロピーは,その液体が非会合性である場合には,ほぼ13.5cal/mol Kとなる(会合性の液体ならばもっと小さい値となる).

(2) 沸点における液体の分子容と,その臨界容積との比は約3/8となる.

(3) 種々の溶媒中に溶解している,イオン,あるいは電解質の当量導電率 I(または当量伝導度 Λ)と溶媒の粘度 η との間に成立する法則

Iη=const. あるいは Λ=const.

という形で表現される.会合度の大きな液体(水やアルコールなど)や加水度の小さいイオン(Ca2+,K など)においてはズレが大きくなる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む