わわく(読み)ワワク

デジタル大辞泉 「わわく」の意味・読み・例文・類語

わわ・く

[動カ下二]ぼろぼろになる。
「綿もなき布肩衣海松みるのごと―・けさがれる」〈・八九二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「わわく」の意味・読み・例文・類語

わわ・く

  1. 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 衣服などが、破れそそける。ほつれ乱れる。ぼろぼろになる。
    1. [初出の実例]「綿もなき 布肩衣の 海松(みる)のごと 和和気(ワワケ)さがれる かかふのみ 肩にうち掛け」(出典万葉集(8C後)五・八九二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android