精選版 日本国語大辞典 「わわり付く」の意味・読み・例文・類語
わわり‐つ・く【わわり付】
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙
- ① 大声をあげながらしがみつく。わめきながらむしゃぶりつく。
- [初出の実例]「わわり付 恋のしゃくりがまじないで」(出典:雑俳・神子の臍(1710))
- ② どなって怒る。どなりつける。
- [初出の実例]「燻べてやろか頭から、わわりつかうか腹立ちや」(出典:浄瑠璃・信濃源氏木曾物語(1698頃)三)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...